「将来が不安でたまらない」から解放される。人に流されない生き方。

■漠然とした不安、ありませんか?

あなたは、将来に不安を感じたことがありますか?

 

あるアンケート調査では、20~40代の7割以上の人が

自分の将来に不安を感じているそうです。

将来に対して抱えてしまう漠然とした不安は、

気分転換をするだけで簡単に消えるものではありませんよね。

 

このまま毎日、漠然とした不安を抱え続けるのか。

そんなのイヤですよね?

なので、この不安感を撃退する対処法を

今回はお伝えしたいと思います。

 

■2種類の不安

「将来に対する不安」には主に2種類あります。

1つめは、ただなんとなく見えない未来に不安

これは何に対して不安を感じているのかを

把握しきれていないのが原因の一つです。

 

不安の原因が何かわからないから、

リスクヘッジの方法も見えず、

更に不安になってしまう状態です。

 

2つめは、「~ねばならない」という思いから、

本当はやりたくないことをやっている

だから不安なパターンです。

 

具体的には

「世の中についていけるか不安

(ついていかなくちゃいけない、けどついていけるかな?)」

 

「キャリアアップできるのか不安

(キャリアアップしなくちゃいけない、けどできるかな?)」

といったことです。

 

これは同調圧力のようなもので、

「みんなこうしているからこうしなくちゃいけない」

と思ってしまっている状態です。

 

■「自分軸」を持ち、「人に流されない」ように

ただなんとなく見えない未来に不安を感じている人は、

自己洞察力を高めて、自分がどうしたいのかを

はっきりさせることが大切です。

 

それにより、自分の大切にしているものや

やりたいこと、そこにかかるリスク、

リスクヘッジの方法がわかるようになります。

「自分軸」を持ち、「人に流されない」ようになりましょう。

 

本当はやりたくないことをやっている人は、

「自分の考え」を尊重して

「こればちがう」と思ったことはやらない!

皆がやっているかやらやるというのはおかしな話です。

 

ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるさんは、

22歳の時、太平洋戦争で戦争の最前線である

ニューブリテン島のジャングルに行っています。

 

その時、ゲリラの襲撃で所属部隊が水木さんを残して全滅し、

水木さんは命からがら生還したのにも関わらず、

上官は水木さんの生還を喜ばず、

むしろ戦死しなかったことを責めたそうです。

 

<中隊長は開口一番「なんで逃げ帰ったんだ。

皆が死んだのだから、おまえも死ね」と言う。

体は疲れてフラフラだったが、一日の休養もくれない。

それ以来、中隊長も軍隊も理解できなくなり、

同時に激しい怒りがこみ上げてきた。 

引用:「水木しげるラバウル戦記」(ちくま文庫)>

 

戦争の異常さは、現代人の誰もが理解していると思います。

 

でも、当時の人たちはこれっぽっちもおかしいなんて

思っていなかったというのが恐ろしいところです。

皆がやっているから、これが正しいと思い込んでいたんです。

 

多数派=正ではありません。

同調圧力に負けてしまっているも、

「自分軸」を持ち、「人に流されない」ようになる

ことが大切なのです。

 

■毎日笑顔で過ごすメソッド

自分軸を持って、人に流されないようにするには

今の自分の考えや感情、気持ちを声に出したり書いたりして

アウトプットするのが効果的です。

 

その中でもおすすめなのは「書く」ことです。

「書く」というのは、強烈なアウトプットで、

自分の悩みを書き出すだけで、ストレスが吐き出されます

また、頭の中が整理され、悩みが明確化します。

 

「書く」ことを習慣化すると、

自分の考え」を「文字」や「言葉」で

表現する能力も高まります。

 

普段からさまざまな問題を考え、

自分なりの「最適解」を用意しておけば、

周りに流されることもなくなります

何も考えていなければ、反論もできないですしね。

 

漠然とした不安の根本原因を解消し、毎日笑顔で過ごしましょう!