知ってた?不安は成功への近道!正しい対処法を知ろう!
自分らしく生きたい、働きたい。
でも、新しいことにチャレンジするのは不安でうまく動けない。
なぜでしょうか?
脳には「慣れていないこと」「予測できないこと」「安心できないこと」
に抵抗する習性があります。
私たちは、この「抵抗」を「不安」と呼んでいます。
しかし、実は「不安は成功のモト」なのです!
今回は、その仕組みについてお伝えしたいと思います。
人類の歴史は何十万年もの間、猛獣に襲われたり、
病気や飢えで死んでしまうような環境下で過ごしてきました。
人間には「生存本能」があり、「不安」や「恐怖」という感情を
シグナルとして、危険なものにいち早く気づくような進化をしてきました。
言い換えると「恐怖」があるから危険を察知し、人間は生存してきたのです。
つまり、心配性の人は「リスクに気付きやすい」というメリットがあるということです。
前述した通り、不安を感じるということは
「キケン!準備セヨ!」という脳からの信号です。
現代では「仕事の不満」「人間関係」「老後」「暗いニュース」という
「危険物」と認識しているものが、いつでも目に入るところにある状態です。
そりゃずっと不安ですよね。
では、この不安にはどのように対処すれば良いのでしょうか。
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一つ目は、不安な気持ちをすべて書き出きだす方法です。
自分の感じていることを10分間手を止めずに書き出し続けます。
自分が何を感じているのかわからない場合は「わからない」と書いてもかまいません。
そして、また何か思いついたらその内容を書いてください。
すると、不思議と頭の中が整理されていくのがわかります。
二つ目は、自然の中を散歩する方法です。
「バイオフィリア仮説 」というものを提唱しています。
この仮説では、人間には生まれつき「自然や生物とつながりたい」
という欲求が備わっているとしています。
なので、自然の中に身を置くことで不安やストレスが減少したり、
物事を明晰に考えられるようになったりするといった現象が起きるということです。
人間の脳が自然からの刺激に反応することは研究でも認められており
森の中をゆっくりと散策すると都会を歩いている時と比べて、
交感神経の活動・血圧・心拍数にポジティブな影響が出たという研究結果もあります。
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とはいえ、なかなか自然の中を散歩する時間なんて取れないですよね。
そんな場合は、観葉植物の世話をするだけでも効果があるようです。
不安は生存本能からくるものなので
「不安にならないようにする」のはできなくても、
不安を「悪いものではない」と認識し、正しく対処することで
不安を成功への近道に変えていくことができるはずです。
現実逃避するのではなく、不安も自分のエネルギーに変換して
前に進んでいきましょう!