「情けは人の為ならず」人に親切にして自分ももっとHAPPYになる思考法

人に親切にすると自分がいい気分になる。

すると、もっと人に親切にできる。

そして、もっと自分もいい気分になる

 

そのはずが、せっかく親切にしたのに裏切られたり、

親切にしすぎて相手をダメにしてしまったり・・・

 

はたまた、ボランティアを頑張りすぎて、自分の生活が疎かに・・・

そんな本末転倒なことになってしまうことはありませんか。

 

裏切られたりやりすぎたりせず、

相手も自分も良い気分になる好循環を生み出すにはどうすれば良いのか

その考え方をお伝えしたいと思います。

 

 

昔々、人間が進化を始めたばかりの頃、

「助けてくれる人がいる」という状況を作ることが必要でした。

 

日本には「お返し」という文化がありますが、

進化を始めた人間は相手に親切にすれば

お返しとして、自分も親切にしてもらえることを知っていました。

 

また、親切にして「ありがとう」と言われると、

必要とされている」という感覚も得ることができます。

 

必要とされる感覚は、人間が生きるうえでとても大切で

「親切にしてらった」=「自分はここにいても良いんだ」

「ありがとうと言ってもらった」=「自分はここにいても良いんだ」

双方に自己肯定感が生まれます。

なので、裏切られたりやりすぎたりということがなければ

相手も自分も良い気分になる好循環が生まれるはずなのです。

 

この「裏切り」「やりすぎ」を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

 

 

一つ目は、自己犠牲を伴うことはしないということです。

「自己犠牲」とは、文字通り自分を犠牲にする行為。

自分のことを大切にできていないですよね。

 

自分のことを大切にしないから、

あなたのことを大切にしない人から寄りかかられてしまうのです。

「自分のできることはここまで」とキッチリ線を引くことも

時には重要なのです。

 

二つ目は、あなたのことを大切にしてくれている人に感謝することです。

 

あなたのことを大切にしてくれている人に感謝することで、

相手も「自分は必要とされている」と感じ、

あなたも相手の親切を受け取ることができます。

 

自分のことも相手のことも大切にすることで好循環が生まれます

 

 

とは言っても・・・

という人は、まず自分のことを好きになることから始めてください。

 

自分のことが好きでなければ、相手のことを大切にできないからです。

 

普段、何気なくやっていて楽しいこと、

自分の気分のあがることは何ですか?

 

つい見ちゃうもの、ついやってしまうことはなんですか?

ゆっくり考えながら外を散歩してみてください。

ヴェートーベンも散歩をしながら作曲していたそうで、

歩くことで思考力が高まることは科学的にも証明されています。

 

自分の心が求めていることに目を向け

いつもご機嫌な自分でいれば、

気が付いた時には親切の好循環が生まれていますよ。