ストレスで肌がボロボロに・・・ストレスが肌に与える影響と上手な対処法

■ストレスによる肌荒れ

やることが山積み、人間関係でもイライラする・・・。

そんな風にストレスと戦っているとき、

はっと鏡を見るとボロボロに肌荒れした自分の顔が💦

もっと辛くなってしまいますよね。

 

ストレスが肌に与える影響と、

そんなストレスとの上手な対処法を

お伝えしたいと思います。

 

■ストレスが肌に与える影響

人間の身体の中では内臓や代謝

体温といった体の機能をコントロールするために、

自律神経が働いています。

 

自律神経には、緊張状態にあるときに優位になる交感神経と、

リラックスしているときに優位になる副交感神経があります。

 

何かストレスを受けると、

例えば「これをやらなくちゃ」「あれもやらなくちゃ」

と追われる状態になると、交感神経が優位になり

コルチゾールやアドレナリンが大量に放出されます。

 

このコルチゾールやアドレナリンといったホルモンは、

濃度が高くなると血圧や血糖レベルを高め、

免疫機能の低下をもたらすことがわかっています。

 

免疫機能が低下すると

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)も不調になり、

すこやかな肌が保ちにくくなってしまうのです。



反対に、「これ楽しい!」「やりたい!」と

楽しむ状態になると副交感神経が優位になり、

セロトニンドーパミンといった

「幸せホルモン」と呼ばれる物質が放出されます。

 

このいわゆる「リラックス」した状態は、

DNAの修復・老化進行を緩和させる効果がある

ということが近年の研究で分かっています。

 

この「リラックス」した状態の時間を長くできれば、

土台からキレイになることができるのです。



■「リラックス」する

この「リラックス」した状態の時間を

長くするにはどうすれば良いのか。

セロトニンドーパミン

分泌されている時間を長くすれば良いのです。

 

セロトニンは日光を浴びることで分泌されます。

なので、意識して日光を浴びるようにしてください。

 

日に当たる時間とセロトニンの分泌量は関係しています。

フィンランドスウェーデンなどの北欧諸国では、

日照時間が短くなる冬季になると、うつ状態となる

「季節性うつ(SAD)」が古くから問題になっています。

 

これは冬季うつ病とも呼ばれていて、

日本でも日照時間が減る梅雨の時期や冬になると

セロトニンドーパミンが不足し

SADになる人がいます。

 

「日光を浴びる」って大切です。

 

■わがままで良い

自分の心の側から働きかけて、

副交感神経を優位にするのも一つの方法です。

 

交感神経が優位になって

ストレスを感じているとき、

自分の気持ちを優先できている人は

少ないと思います。

 

そもそも、ストレスを感じている時点で、

あなたは自己犠牲を払っているのです。

 

この自己犠牲の精神は、

一見素晴らしいようですが

自己肯定感の低下につながるので

要注意です。

 

投げ出しても大丈夫。

もっとワガママになってもいいのです。

 

本当にやりたいこと、

反対に絶対にやりたくないことは何ですか?

箇条書きで構いません。

一度、紙に書き出して整理してみてください。

 

そして、最後に「わたしはすばらしい」と

自分を肯定する言葉でしめくくってください。

 

日本では

「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられますが、

 

インドでは

「あなたも人に迷惑をかけるのだから、

人の迷惑も許してあげなさい」と教えられるそうです。

 

生きている限り、人に迷惑はかかけてしまうものです。

周りを見渡してみれば、

自分に正直に好き勝手自由に生きている人の方が、

若々しかったりエネルギッシュだったりしませんか?

 

リラックスして、自分に正直に、

楽しいと思うことに取り組める時間を増やすことが

「最高の美容法」です。

 

自分を肯定していれば、お肌もツヤツヤになりますよ!